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木全 哲也*; 加藤 翔*; 八巻 徹也; 山本 春也; 箱田 照幸; 小林 知洋*; 寺井 隆幸*
no journal, ,
固体高分子形燃料電池の普及に向けて、高い酸素還元活性及び耐久性を有するPtナノ微粒子触媒の開発が世界中で進められている。本研究では、グラッシーカーボン(GC)担体のイオン照射効果によってPtナノ微粒子の電子状態を改質し、それが酸素還元活性に及ぼす影響を調べた。実験では、380keV Arを5.010 ions/cmのフルエンスで照射したGC基板上に、粒径510 nmのPtナノ微粒子をスパッタ蒸着し、その酸素還元活性を回転電極法により調べた。酸素還元反応のターフェルプロットを取得した結果、同電位における交換電流密度がイオン照射GC基板上のPtナノ微粒子の方が、未照射の場合に比べて高かった。GC基板へのArイオン照射によって、その上に堆積したPtナノ微粒子の酸素還元活性を高められることが示唆された。